清水で100年以上続く老舗割烹
千年成で食べる南鮪のお造り 割烹・千年成 / 榊原大介

新清水駅のすぐ傍に端正に佇む、創業100年以上になる老舗の日本料理店、千年成(ちとせ)。地元で食通に支持されてきた歴史ある店では、素材をストレートに味わう自慢のお造りに、長く八洲の南鮪を選んできました。

地元の常連に愛される老舗。いつでも変わらないおいしさ。

大正7年創業の割烹・千年成。榊原大介さんは10年に渡る修行ののち、五代目店主として経営を任されました。板長を務める父親の影響もあってか、和食に惹かれ和食一筋でやってきた料理人です。真摯に継承された繊細な和の味わいに、地元の名士たちをはじめ千年成のファンは絶えません。榊原さんの代で20年程になりますが、中には50年、60年と代々通う常連や親子2代に渡って通うお客さんも。居心地のいいカウンターには、いつ訪れても瑞々しい料理が用意されています。

思わず見惚れる包丁仕事。八洲の南鮪は脂が甘い。

美しい料理は、おいしいもの。脂が十分に乗った南鮪にすっと和包丁を引き、抜群の加減で仕立てるお造りは、サシの入った鮪が艶やかに輝いています。冷凍された八洲の南鮪は溶かしすぎないこと、よく吟味した上質のわさびを使うことがおいしさの秘訣だとか。その美しい鮪をそっと口に入れると、甘味を感じる脂がいっぱいに広がります。ほとんど筋がなく絶妙な食感で、後から伊豆天城のわさびがツンと香ります。静岡の地酒の豊富さも店の特徴。静岡を代表する日本酒をはじめ、お造りに合うお酒で、ますます箸が進みます。

納得される上質な南鮪を目利き。八洲と千年成の信頼関係。

代々、千年成の味には八洲の鮪が欠かせません。八洲にいる目利きの担当者が、千年成のこだわりを満たす鮪を選び、それを店主が確認する。そんなやり取りの中で、長い間、信頼関係を築いてきました。八洲の南鮪は、赤身も脂もおいしい。クセが少なく酸味もなくとても食べやすいから、舌の肥えた年配のお客様も多い千年成に合うのだそうです。

店舗情報:

千年成(ちとせ)

住所/
静岡県静岡市清水区相生町2-24
電話番号/
054-352-1269
営業時間/
11:00〜13:30、16:00〜22:00
定休日/
木曜

SHARE